ファミレスの名実況名解説
先日の夜、ママ友とファミレスで食事してた時のこと。
隣の席には家族連れ。
若き両親の手の中には生後4カ月ぐらいの赤ちゃんが。
その赤ちゃんが『ふぁふぁっ』と泣き出した。
するとそれまでダラダラと世間話をしていた連れのママ友の目が唐突に光った。
彼女にとっては後ろにあたる赤ちゃん連れの席を、肩越しにチラリと振り返ると私に小声で、
「あれは…ミルクだ」
ナオ太郎(仮名)の養育経験のしかない私はすっかり、赤ちゃんの泣き方の違いなど忘れてしまったが、ママ友は3人の息子を養育中。
さすが赤ちゃんの欲するものはすぐに分かるらしい。
ところが肝心の赤ちゃんの親たちは、ただ赤ちゃんの機嫌が悪いと思っているらしく、おもちゃを出してなだめすかそうとしている。
悪いことにそのタイミングで母親の料理が運ばれて、母親の手から父親に渡ると赤ちゃんは本格的に泣き出した。
「ああ〜最悪のタイミングで料理が来ちゃったよ」
私の席からは正面に見える家族連れを、ママ友のために実況する私。
「料理の匂いも空腹を刺激するからねー」とまたしても、名解説ぶりの彼女。
とうとうレストランで泣かせてはまずいと父親が赤ちゃんを連れて外に出て行った。
「おーとっ。
ここでタイムです。
しかも出ていく時に父親は母親から小さな荷物を受け取りました」と私。
「ミルクだといいんですがねー」とママ友。
私たちの口調はすでに息ぴったりの名実況と名解説。
3分後にまだむずがる赤ちゃんを抱えて、首をかしげながら父親が戻ってきた。
「う〜む、どーやら荷物はオシメだったようです…」
「違うんですよねー。
ここは、乳なんですけど、乳」

WBAの中継を前に、あ〜でもない、こ〜でもないと原監督の采配に口を出すのが世のお父さんなら、ママたちのうんちくは夜のファミレスで延々と続く。
清原の根性論オンリーの実況より役に立つと思っているのは本人たちだけか?

C.S.C.ナオミは月間ランナーズの新企画『この秋マラソンデビューを目指す! 初フル完走講座』の企画に参加することになりました。
『ツリオヤジNAOMIE』に加え、『ランナーNAOMIE』も応援、よろしく!
08NAHAマラソンのレポートはこちら




