C.S.C.NAOMIEの『HABBA HABBA-WOO!』にようこそ!
日々のつぶやきを綴っているブログですが、そんな中にも気に入ったものがあります。
ここにまとめてありますので、よかったらぜひw
ナオミの自信作

ウルトラマンに憧れるナオ太郎(仮名)のために、大人9,500円、子供5,500円の大枚はたいた私。
ナオ太郎初のウルトラマンショーは@品川プリンス。
http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/event/ultraman/index.html
「ママ、怪獣、怖ーーーいっ!」と叫ぶナオ太郎(仮名)。
顔面は恐怖で崩れ、涙を流している。
ところでみなさん、15,000円の価値ってどんなモンでしょう?
伊豆方面の釣りだと、船の後、ちょっと豪華な海鮮ランチが付くってトコだろうか?
東京湾の女性割引の船だと半日船なら3回も乗れちゃうねー。
リールやランニングシューズを新調できるし、よさげなウエアで全身キメられる。
つまりビンボークリエーターの私には15,000円って貴重なんだよ。
それが…
今…
目の前で…
吹っ飛ぼうとしてる…。
「ママ、怪獣、怖ーーーいっ!」
この半年のウルトラマンへの傾倒ぶりで私はすっかり忘れていた。
本来の臆病なナオ太郎を。
園の友達たちが戦隊ものを夢中で見始めた4歳の頃も、ナオ太郎は1人怖がって見れなかった。
大きな音を立てて花火や雷が鳴ると、決まって大泣きするし、映画館のような暗いところも苦手で、やっと最近見られるようになったのはジブリ物かどらえもんだけ。
5歳半ばにしてやっと直視できるようになったウルトラマンはまさに彼の一番始めに知ったヒーローだったのだ。
でも怪獣は…相変わらず怖がる。
「ママ、もう帰りたいーーー!」
泣き叫ぶナオ太郎に母はやっと特等席、最前列の失策に気づいた。
しかしここで退場してしまっては私の15,000円をドブに捨てるようなものだ!
私はきつくこう言った。
「ナオ太郎、あんたウルトラマンになるんでしょ!?
だったら逃げずに戦ってるウルトラマンメビウスを応援しなさいっ!」
「メビウスを応援しろ!」と言いつつ、心のうちに私が応援してるのは当然15,000円。
ステージではちょうどそのメビウスが大ピンチ。
舞台の袖で歌のお姉さんが、
「みんなの声援がメビウスの力になるよ!
さぁ応援してーーーっ!」と叫んでいる。
「メビウス、イケーッ!」と自ら大絶叫のお手本をする私の隣で、ぼそぼそ声のナオ太郎、
「…メビウス、負けるな〜」
こんなお子様ショーで泣き出すのは他にナオ太郎以外にいない。
他のテーブルの親子たちは、必死に絶叫する私と号泣するナオ太郎をポカーンと見ている。
そこまでやってもナオ太郎の声援はどんどん小さくなる。
「頑張れ、私の15,000円〜っ!」
もう私だって泣きたい。
だけど母の叫びも空しく、ナオ太郎に恐怖の限界がやってきた。
「ママも一緒に逃げよう〜」
「ママはここに残る」
せめて…せめて…ママだけはウルトラマンを見て、少しでもモト取るんだーーいっ!
結局始まって5分で、廊下に逃げ出してしまったナオ太郎を見送り、私は1人でショーを見るハメになった…。
こんなことがあったらもうすっかりナオ太郎のウルトラマン熱がさめるかと思ったら、ショーが終わる頃にはケロッとして、ゼットンの物まねなんかしてる。
子供は本当に不思議だ。

(おわり)

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